⑤天気のしくみ
天気予報の言葉には、気象庁が決めた意味があります。ここでは気象庁の「予報用語」の定義をそのまま引用し、このサイトの表示とのつながりを説明します。
「一時」「時々」「のち」
一時 — 現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満のとき。気象庁 予報用語「時に関する用語」
時々 — 現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満のとき。気象庁 予報用語「時に関する用語」
のち — 予報期間内の前と後で現象が異なるとき、その変化を示すときに用いる。気象庁 予報用語「時に関する用語」
つまり「くもり一時雨」は、雨がひと続きで予報期間の4分の1より短く降るという意味で、「くもり時々雨」は、雨が切れ切れに降り、合わせて半分より短いという意味です。本館のアイコンは、気象庁の天気の文の「一時」「時々」を小さな絵で、「のち」を矢印で表しています。文そのものは気象庁の発表のまま載せています。
降水確率30%の意味
a) 予報区内で一定の時間内に降水量にして1mm以上の雨または雪の降る確率(%)の平均値で、0、10、20、…、100%で表現する(この間は四捨五入する)。
b) 降水確率30%とは、30%という予報が100回発表されたとき、その内のおよそ30回は1mm以上の降水があるという意味であり、降水量を予報するものではない。気象庁 予報用語「予報の名称に関する用語」
「30%の予報が100回あれば、およそ30回は降る」。このとおりになっているかは、①答え合わせの間の「降水確率の信頼度」で、このサイトが貯めた実際の予報と観測から確かめられます(このサイトの方法は区域の代表1地点で見ているので、気象庁の定義の「区域の平均」とは違います)。
予報と警報は誰が出すのか
日本では、天気を予想して発表する(予報業務)には気象業務法にもとづく気象庁長官の許可が要り、警報を出せるのは気象庁だけです。このサイトは許可を受けていないので、予報も警報も気象庁の発表をそのまま載せ、独自の予想はしていません。③予報の工場の計算も、理想化した世界か、すでに答えの出ている過去だけを扱っています。
もっと知るには
- 気象庁 予報用語(すべての用語の定義)
- 気象庁 知識・解説
- 気象庁 天気予報の精度検証結果
引用: 気象庁ホームページ「予報用語」(2026-09-30 確認)。引用部分は原文のまま、全角数字のみ半角に直しています。